ライフハック

発達障害当事者が自身のADHDの特性と対策について話します。

私は発達障害の中のADHD(注意欠陥多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)の特性があります。

この記事では、

「ADHDの特性は具体的にどういった物があるのか」を私が行っている対策とともにお話しします。

発達障害当事者の方に少しでも参考になれば良いなと思い、この記事を執筆しました。

この記事は

◯発達障害当事者の方

◯当事者の方と関わりがある方

に向けた記事です。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の特性

特性:人の話しを聞き逃してしまう

人の話しを聞き逃してしまったり、抽象的な話が頭に入ってこなかったりすることがあります。例えば病院や役所で話を聞く時、その場では理解したつもりでも、後で振り返るときちんと理解できていないということがあります。また職場でも指示されていた事を理解していない事があり、仕事に支障をきたすこともあります。

【対策】

ボイスレコーダーとメモ帳&ペンは常に持ち歩く

書面で伝えてもらうようにする

自分が理解した内容を再度上司に確認する

私はオリンパスのボイスレコーダーを毎日持ち歩いています。

特性:過集中してしまう

過集中とは物事に必要以上に没頭しすぎてしまうことです。ドラゴンボールのアニメで例えると悟空が使う「界王拳」という技に似ています。この技を使うと2倍、3倍分のパワーとスピードが出るのですが、その分体力の消費も激しいというものです。

実際仕事でも過集中してしまい、その分あとでどっと疲れるということはよくあります。

そんな時は「界王拳使いすぎたな」と反省しています。

実際のシーン:

◯スマホやネットに夢中になって平気で何時間もいじってしまう

◯アニメや海外ドラマを見始めると1クール分いっきに見てしまう

◯仕事で過集中してしまう分あとでどっと疲れる

【過集中の対策】

タイムタイマーを活用する

休憩をこまめにとる

家族にも助けてもらうようにする

過集中してしまう方にはタイムタイマーという残り時間が1目で分かるタイマーです。

タイムタイマーのアプリもあります。

過集中している時は自分では気付きにくいので、周りの方(家族や友人)に助けてもらうのも1つの方法です。最近私が過集中していると「お兄ちゃん集中しすぎるとまた疲れるよ」と妹に声をかけられて、過集中から脱することができます。

特性:マルチタスクが苦手

◯一度に複数の事を処理するのが苦手(料理やマルチタスクを必要とする仕事など)

◯複数の事を同時に頼まれるのが苦手

【私の対策】

マルチタスクを必要としない仕事をする(比較的単純作業が向いている)

相手になるべく単純明解に1つの事だけを伝えてもらえるようにする

料理をしてマルチタスクを鍛える

「gTasks Pro」というアプリを活用する

特性:部屋の整理整頓・レイアウトが苦手

部屋の整理整頓とインテリアのレイアウトが苦手です。以前は物が散らかった部屋でしたが、近藤麻理恵さんの書いた「人生がときめく片づけの魔法」という書籍を読んで変わりました。ゴミ袋60袋分のゴミが部屋から出てきました。私には効果てきめんでした。

【対策】

「こんまり流」のときめき術で物を減らす

プロに頼む(家事代行サービスや無印のインテリア相談会に参加する等)

発達障害のある人に共通の特性

○体調に波がある

これは人によるかと思いますが、体調が良い時と悪い時の差が激しく、安定しません。体調が悪いときは1日ベッドで寝て過ごすこともあります。

【対策】

疲れを残さないよう寝る前にヨガや瞑想をする

運動して血流を良くし、自律神経を整える

対策

客観的に自分を捉えどの特性が出ているのかを意識する

客観的に自分を見て、「今は特性が発動しているな。じゃあいつもの対策をしよう。」といった風に特性に応じた対策をとるようにしています。

苦手な場面が生じる環境に身を置かない

環境次第で自分の特性が悪く出ることもあります。

極力そういった環境は避けるようにしています。

私の場合、マルチタスクを必要としない比較的単純作業の職場で現在働いています。

最後に

障害特性はその人の環境の変化や年齢や経験を重ねるごとに変わっていくと思います。

その人の特性に応じた自分なりの対策を身につけておけば、多少生きづらさが緩和されるのではないでしょうか。

ABOUT ME
福耳
興味のあることは、プログラミング、ブログ、将棋。 30歳の時に初めて自分が発達障害であると気付く。 31歳の時に発達障害と診断され、障害者手帳取得。 33歳になった現在、Webデザイナーを目指すため、プログラミング教室に通う。