就労移行支援

就労移行支援とは?どういったサービスを受けられるの?事業所の紹介【体験談】

こんにちは。発達障害(ADHD&ASD)持ちの福耳です。

障害を持った人の中には、就職することに対して不安を感じている人も少なくないと思います。

以前、私は仕事でミスしてしまったり、困り事を周りに話せず体調を崩し、仕事を辞めてしまうことが度々ありました。就労に対しての自信が全くなくなっていました。

そんな時に出会ったのが、「就労移行支援事業所」です。

就労移行支援事業所に通所し、自分の障害特性を理解した上で、対処法やビジネススキルを身につけた結果、徐々に自信を取り戻すことができました。訓練や実習を重ねた後、無事に就職することができました。今も仕事を続けられています。

今回はその就労移行支援事業所のサービスについて、体験談も混じえてお話ししたいと思います。

この記事は

◯働いたことがない

◯働いたことはあるけど、長いブランクがある

◯体調的な不安がある

◯仕事が長続きしない

◯自分に向いている仕事がわからない

○就職に不安がある

と悩んでいる方に向けた記事です。

LITALICOワークス

就労移行支援とは?

就労移行支援とは、障害のある方が就労に向けた訓練のサポートを受けたり、就職後も職場に定着できるようにサポートしてくれるサービスのことです。障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一つです。

そういったサービスを行っているのが就労移行支援事業所になります。

実際、私は就労移行支援のサービスを利用したことで安心して就職活動や就職後のサポートを受けることができました。

どういった人がサービスを利用できるの?

発達障害、精神障害、身体障害、難病のある方で18歳以上65歳未満の方が対象となります。

障害者手帳を持っていない方でも、自治体等の判断によって利用することができます。

一般企業を就職希望する方が対象となります。

利用料金はかかるの?

前年度の世帯所得状況で変わります。利用者の9割近くの方が無料で利用しています。(前年度に世帯収入があり住民税を支払っていた場合など利用料金がかかる場合があります)

詳しくは厚生労働省のこちらのページでご確認ください。

福耳
福耳
私の場合、前年度に一定の所得があったので、月々¥9,300支払ってサービスを利用していました。

どんなサービスを受けられるの?

事業所によって異なりますが、基本的には利用者のカリキュラムに沿ってプログラムを受けたり、生活・就職のサポートを受けたりすることができます。

就労移行支援のサービスの流れ

就労移行支援のサービスの大まかな流れを記しました。

①まずは事業所の見学・相談をしてみる

②入所手続き

③就職活動の準備

④職場や職種を体験

⑤就職活動

⑥就職後のサポート

1つずつ見ていきましょう!

①まずは見学・相談

新しい環境に入るのは誰でも不安があるかと思います。事業所を選ぶ際に重要となるのは、その事業所が自分に合っているかどうかという点です。

いくら質の高いプログラムを行っていても、その事業所が自分に合っていないとモチベーションも下がってしまいますよね。その事業所がどういったサービスを行っていて、どういう雰囲気なのかを知るためには、実際にその事業所に足を運んで、自分の目で確かめてみる必要があります。

福耳
福耳
まずは無料でできる見学や相談をしてみて、その事業所の雰囲気を知ることから始めまてみましょう。

LITALICOワークス

②入所手続き

事業所を決めた場合、お住いの市区町村の福祉窓口で受給者証を発行する必要があります。詳しくは、事業所やお近くの役所の福祉課にご相談下さい。

②就職活動の準備

事業所の多くは、プログラムというものがあります。講義のような形で、就職の知識やスキルアップのための知識を学びます。

プログラム以外にも、生活リズムを整えたり、応募書類の作成を進めたりするなどあります。

③職場や職種を体験

事業所によって、体験実習や雇用前実習があります。

(企業見学やトライアル雇用などもあります)

体験実習・・・実際の職場で仕事を体験することができます。

雇用前実習・・・採用を検討している企業が選考前に行う実習

私の場合、体験実習を行うことで自分の向き不向きがわかりました。

ex)自分はデスクワークよりも作業系の仕事が向いている等

④就職活動

就労移行支援事業所では、就職する上で必要な応募書類(履歴書、職務経歴書等)の添削も行っています。

模擬面接なども定期的に行っているので、本番に向けてしっかりと準備を進めることができます。

⑤就職後のサポート

就労後も長く働き続けられるようアフターケア(就労定着支援といいます)があります。

1年間勤務して分かった障害者枠で働くメリットとデメリット【体験談】障害者枠で働き始めて1年が経ちました。 障害者枠で働いて分かったこと、思うことを記録しておきたいと思い、記事にしました。 これから障...

就労移行支援を利用する上で注意するポイント

就労移行支援サービスを利用できる期間は最長で2年間

就労移行支援サービスは人生で2年間しか利用できません。

ですので、このサービスを利用される方は2年以内に就労するイメージができるかということも考えてサービス利用の決定をする必要があります。

就労移行支援を利用している間は賃金が一切発生しない

就労移行支援サービスを利用している間は、賃金は一切発生しません。就労移行支援では「就労するスキルを身につける」のが目的であり、「働く場ではない」ということを理解しておく必要があります。

詳しくは就労移行支援、就労継続支援A型・B型の違いをご確認下さい。

以上の注意点を踏まえた上で、実際に事業所の見学や相談をしてみましょう!

事業所の紹介

LITALICOワークス

実際に私が利用していた事業所なので自信を持ってお勧めします。

全国で約80ヶ所で累計7000名以上の就職を実現しているだけあって、プログラム、スタッフ、サービスの質が高いです。

リタリコワークスとは別の事業所を利用したことがあるのですが、やはりリタリコのサービスは他と比べると断然安心感があります。もし事業所選びに迷っているようであれば、まずはリタリコワークスの見学・体験に行っておけば間違いないでしょう。

私が障害者枠で働いていた時の同僚は、圧倒的にリタリコワークスの卒業生が多かったです。

特徴

・定着率が88%と高水準

・大手企業なのでノウハウなどがしっかりしている

・スタッフの研修や教育もしっかり行き届いていて、専門の資格を持った方が多い

ココルポート(旧Melk)

ココルポート(旧Melk)も就労移行支援事業所の中では大手になるかと思います。私が障害者枠で働いた時の同僚は、リタリコワークスに次いでココルポート(旧Melk)の卒業生が多かった印象です。

その方にココルポート(旧Melk)はどうだったか聞くとほとんどの方が「良かった」と答えていました。

交通費助成や昼食補助があるのも嬉しいポイントです。

特徴

・首都圏で就職者1000人以上輩出

・交通費助成、昼食補助あり

・就労移行支援事業所の大手なので安心して利用できる

ミラトレ

特徴

・人材大手パーソルグループが運営しているので、豊富な連携企業数が魅力

・障害者向け転職・就職支援サイト「dodaチャレンジ」の運営で培ったノウハウが活かされている

・就職率98%と高水準

最後に

新しい環境に身を投じるのは何かと不安があるかと思います。私自身もそうでした。しかし、いざ事業所に入ってみると、みな就労というゴールに向け、真摯に取り組んでいます。不安なのは皆同じです。スタッフも理解のある方ばかりなので、あなたの悩みもきっと受け止めてくれるはずです。

悩んでいる方もまずは見学や相談をして一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
福耳
興味のあることは、プログラミング、ブログ、将棋。 30歳の時に初めて自分が発達障害であると気付く。 31歳の時に発達障害と診断され、障害者手帳取得。 33歳になった現在、Webデザイナーを目指すため、現在の仕事を辞め、専門の学校に通う予定。